今回、衣類用スチーマー「Morus V6」をメーカー様より提供いただきました。
実際に使ってみて、忙しい朝でもサッとシワが伸ばせるのか、使い勝手やデザインについて正直な感想をお伝えします。
Morus V6レビュー
製品仕様
商品名 | Morus V6真空吸着式衣類スチーマー |
電源 | AC 100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 900W |
水タンク容量 | 170ml |
寸法 | 幅174x奥行241mmx高さ109 |
コードの長さ | 2.4m |
製品パッケージ



同梱物


Morus V6本体
- 上部:吸引パネル(黒いスリット)
- 中央:アイロン面(金属製の平らな面)
- 下部の丸穴:蒸気噴出口(高温スチームが出ます)

テールライト
下のボタンが吸着力調整スイッチです。

電源コードの長さは2.4Mです。

本体の底面に水タンクが付いています。

本体上部の糸くずコレクターに吸引した糸くずやホコリが蓄積されます。

Morus V6の機能
吸着力調整スイッチ
本体のスライドスイッチを上下に動かすことで、吸着力を3段階で調整できます。
下から順に「吸着オフ」「標準モード」「強力吸引モード」となっていて、用途に応じて使い分けが可能です。



出力調整ボタン
前面の「出力調整ボタン」を押している間だけ、スチームが噴出されます。
押す強さによってスチーム量が変わり、強く押すとスチーム量が多く、軽く押すと少なくなります。
※スチームが出るアイロン面は高温になるため、手や肌で直接触れないよう注意が必要です。

Morus V6の使い方
❶.水タンクを外して水を入れる
水タンクは半時計周りに回して下に引くと外れます。

水タンクの蓋を外し、水を入れます。
※使用後に水が残った場合は捨てる。

❷.電源を入れて予熱
電源スイッチはなく、コンセントを挿すと予熱が開始されます。(テールランプがオレンジ色に点滅)
予熱が完了するとテールライトの点滅が止まり、白色に変化します。


❸.予備動作
製品内部の水の流れをスムーズにするため、出力調整ボタンを数秒間押してスチームを噴出する。

❹.アイロン掛け
ハンガーに掛けた服を用意し、アイロンと同じように服をなぞるようにしていきます。

❺.使用後はスチームが出なくなるまでボタンを押し続け、その後コンセントを抜いてMorus V6が冷めるのを待ちます。

Morus V6を使った結果
続いて実際にMorus V6を使ってどんな変化があるのか比較するための画像を用意しました。

比較してみると綺麗にシワが取れているのがわかります!
前面のBefore / After


使用前は全体的に細かいシワが広がっていましたが、使用後は目立つシワがしっかりと伸び、襟や袖の部分もきれいに整いました。
背面のBefore / After


背中の中央や肩まわりは特にシワが残りやすい部分ですが、使用後は全体的にスッキリと整っていて、仕上がりの差がはっきりわかりました。
Morus V6の使用感
良かった点
圧倒的な手軽さ
ハンガーに掛けたまま服のシワが取れるので、アイロン台を出す手間がなく、アイロン掛けのハードルがぐっと下がりました。
電源を入れてすぐに使えるため、朝の忙しい時間でもサッとシワ伸ばしできる手軽さが魅力です。
ミストの量も満足
スチームの量がしっかり出るので、生地にしっかり浸透してくれます。厚い記事のシャツや綿素材でもしっかりシワは伸びました。
気になった点
コンセントの長さが短め
電源コードが少し短めなので、設置場所によっては延長コードが必要になります。立って使う場合はコンセントの位置に注意が必要です。
壁やドアに引っかけるタイプのハンガーと組み合わせると、使いやすい高さで作業がしやすくなるのでおすすめです。
動作音がやや気になる
動作音は「シューッ」とそれなりに存在感があるため、静かな部屋では意外と響きます。大きすぎるわけではありませんが、使用する時間帯や場所には少し配慮が必要かもしれません。
収納時に少し場所を取る
コンパクトなアイロンに比べて本体サイズはやや大きく、収納にはそれなりのスペースが必要です。とはいえ、アイロン台を使わなくて済む点を考えれば、トータルでは手間もスペースも削減できます。
まとめ:手軽にシワを整えたい人にぴったりの1台
Morus V6は、ハンガーにかけたままスチームをあてるだけで、手軽に服のシワを整えられるガーメントスチーマーです。
アイロン台いらずで、電源を入れてすぐに使えるため、「朝ちょっとだけ整えたい」ときにも活躍してくれます。
特に良かったのは、スチームの量がしっかり出て、軽いシワなら一度でスッと伸びる点です。吸引機能のおかげか、仕上がりにもピシッと感があります。襟や袖まわりもしっかり整いました。
一方で、コンセントが短めだったり、細かい部分のシワ取りにはややコツがいるなど、使う環境や慣れは多少必要です。
スーツやシャツをよく着る人、アイロンが面倒でつい後回しにしてしまう人にとっては、アイロンのハードルをぐっと下げてくれる便利なアイテムだと感じました。