今回はiPhoneのスリープボタンが反応しなくなった時に「もっと早くやっておけば良かった」という設定について紹介します。
この設定はあくまで応急処置になります。
根本的な解消にはなりませんのでご注意ください。
症状は…?
症状としては
①、スリープボタンが反応しない
②、操作中に「スライドで電源オフ」の画面が頻繁に表示される。

②の症状が致命的で、電話中に発生すると強制的に電話を終了させられるため、日常の利用に支障がでていました。
画面の「キャンセル」を押すことでロック画面に戻して使用することができましたが、酷いと2,3分間隔で②の画面に切り替わってしまう状態でした。
緊急SOSをオフにする
初期設定ではスリープボタンを素早く5回クリックすると緊急SOSを発信する仕様になっています。
※画面がカウントダウン表示に切り替わり、カウントが0になると自動的に緊急SOSが発信されます。
私の場合は、携帯を操作していない時に誤動作でカウントダウンが始まり0になる直前に慌ててキャンセルしました。
緊急SOSは片手で即座に発信できる便利な機能です。
少しでも使用する可能性があればオンのままを推奨します。
【手順】
「設定」⇒「緊急SOS」
自動通報を左にスライドして「無効化」して下さい。

自動通報を「無効化」すると5回クリック時に確認画面が表示されるようになります。
※緊急SOSを行う場合は「SOS」を右にスライドして下さい。

AssistiveTouchをオンにする
AssistiveTouchを使用することで、
・画面ロック
・スクリーンショット
・ホームボタンのダブルクリック
などの様々な操作(他にもたくさんあります!)を画面タップだけで操作できるようになります。
【手順】
①、設定画面で「一般」⇒「アクセシビリティ」
AssistiveTouch=ホームボタン&スリープボタン
※同じ操作ができます!

②、アクセシビリティ画面の下部にある「ショートカット」⇒「AssistiveTouch」にチェックをつけます。

AssistiveTouchが有効になると、画面上にホームボタンのような〇ボタンが表示され、画面タップの組み合わせでiPhoneをコントロールできるようになります。
画面ロック
「デバイス」⇒「画面をロック」
スクリーンショット
「デバイス」⇒「その他」⇒「スクリーンショット」
パスコード入力画面
「ホーム」

〇ボタンが煩わしいと思った場合は、〇ボタンまたはホームボタンを3回タップとで〇ボタンの表示、非表示を切り替えることができます。
まとめ
iPhoneはスリープボタンが効かくなると非常に不便です。
故障してから「思うように操作ができない!」なんてことにならないように普段からAssistiveTouchとスリープボタンの併用をオススメします。
※緊急SOSの自動通知をオフは自己責任でお願いします。