息子から「iOSが勝手にアップデートされて、LINEのアプリが消えた」と相談があり、実際にiPhoneを確認してみると本当にホーム画面から消えていました…。

Apple StoreでLINEを検索しても再インストールできないため、消えたわけではないと判断し、年齢制限に引っ掛かったのかと思いましたが、LINEの年齢は12+なので中学生の息子に影響がありません…。
結局、原因はスクリーンタイムの中にある「コンテンツとプライバシーの制限」が原因でした。
ただ、実年齢とアプリの制限が上手く噛み合わない状態になっているようで、個人的にはあまり納得できない結果になっています…。
コンテンツとプライバシーの制限の設定を変更
①設定⇒「スクリーンタイム」

②該当のユーザーを選択
※ここで!マークが表示されているのは別の原因なので無視してください。

③「コンテンツのプライバシーの制限」を選択

④「App Store、メディア、Web、およびゲーム」を選択

⑤「アプリ」を選択
※設定変更後のキャプチャのため「17+」となっていますが、元々「12+」です。

⑤「17+」に変更

これで息子のiPhoneにLINEアプリが復活しました。
個人的には納得いかない
アプリの年齢制限を「12+」にしていたのに、なぜ今まで問題なくLINEが使えていたのか…ここが一番の疑問です。
おそらく、iOSのアップデートでスクリーンタイム側の判定が変わった、または設定がリセットされた可能性がありそうですが、はっきりとした理由はわかっていません。
また、アプリ制限の「4+ / 9+ / 12+ / 17+」という区切りも、他のサービスや実年齢と統一性がなく、個人的には非常にモヤモヤします。

本来なら、Appleアカウントに生年月日が登録されているわけですから、年齢に合わせて自動で制限が調整される仕組みがあってもいいのに… と感じています。
設定変更による問題点
さらに厄介なのはここからで、LINEを使えるようにするためにアプリの年齢制限を「17+」に引き上げると、 実年齢より上のアプリまでインストールできる状態になってしまう という点です。
息子には伝えていませんが、気づくのは時間の問題かなと思っています…。
しっかりと制限をかけ続けたい場合は、ファミリー共有の 「承認と購入のリクエスト」 を有効にし、アプリのインストールを親の承認制にするしかありません…。
まとめ
iOSアップデート後にLINEが突然使えなくなった原因は、アプリ自体ではなく「スクリーンタイムの制限設定」でした。
年齢制限や制限の区切り方に一貫性がなく、Apple IDに登録した実年齢と連動しない点も、正直ユーザーとしてはわかりにくいところです。
今回のように制限を緩めることで、結果的に本来より上の年齢向けアプリまでインストール可能になるなど、副作用が生じることもあります。
アプリの制限を確実に管理したい場合は、ファミリー共有の 「承認と購入のリクエスト」 を有効にし、アプリのインストールを親側で確認できるようにするのが無難かと思います。



