WordやExcelの作業中にデータを保存せずにドキュメントを閉じてデータを失ってしまったことはありませんか?
Office製品には自動保存機能が備わっているので、保存し忘れたデータを復活させることができるかもしれません。
※自動保存の設定によってはデータが残っていない可能性もあります。
検証してみましょう!
今回はWord2019を使用してサンプル用にデータを入力し、最後は「保存しない」でドキュメントを終了します。

データが保存されているか
保存しないで終了したのでデータは何も残っていない状態です。
それでは先ほどのデータが自動保存されているか確認してみましょう。
新規でWordファイルを開き
「情報」→「文書の管理」→「保存されていない文書の回復」

「保存されていない文書の回復」を選択すると直前に作成していたデータが存在していることが確認できます!

元に戻したいファイルを選択し「開く」をクリックすると、直前まで作業していたファイルが開きます。
そのまま保存する場合は「名前を付けて保存」すればOKです。

設定の確認
Wordを開き、左上の「ファイル」→「オプション」を選択。

「Wordのオプション」が開くので2つの設定を変えることができます。
・自動回復用データを保存する時間の間隔
・自動回復用ファイルの格納場所
※基本的には標準の設定で問題ありませんが、時間の間隔や格納場所を変えたい場合は変更することが可能です。

まとめ
「保存されていない文章の回復」は100%の回復を保証できるものではありません。
設定によっては残っていない可能性もあるので、ドキュメント作成時は作業を始める前に自身で保存する習慣をつけるようにしましょう。